期限は、3者それぞれにあります。
汎用チャットAIではなく、産業廃棄物処理業の業務を前提に設計。 自社が収集運搬業者なら、排出事業者の登録を待たないと運搬終了報告に進めません。 前工程の遅れが、そのまま自社の期限を圧迫します。
排出事業者
廃棄物を引き渡した日から3日以内に、JWNETへ情報を登録する。
収集運搬業者
運搬が終了した日から3日以内に、運搬終了報告を行う。
処分業者
処分が終了した日から3日以内に、処分終了報告。最終処分終了報告も続く。
詰まっているのは、登録そのものではない。
JWNETへの入力自体は数分で終わります。時間を食っているのは、その前後の作業です。
期限がいつなのか、案件ごとに数え直している
終了日が案件ごとに違い、休日の挟まり方で期限がずれます。3日という数字は同じでも、着地日は全部違います。
未報告がどれか、目視で探している
登録済みと未報告が同じ画面に並びます。「あと何件、いつまでに」を出すために、一覧を上から見る作業が発生します。
紙と電子が混ざっている
紙マニフェストのままの取引先が残ります。複写票の返送待ちと、電子の期限管理が並走します。
計量記録と数量が合わない
計量票の数量とマニフェストの数量がずれたとき、どの伝票と突き合わせるかを人が探します。
許可証の期限が別管理になっている
収集運搬業・処分業の許可には有効期限があり、自治体ごとに取得しています。更新漏れは事業に直結しますが、管理はExcelのままのことが多い。
詰まっているのは判断ではなく、期限の計算と、突合と、探す時間です。
この部分を、AI社員が担当します。
登録の代行ではありません。期限を数える、未報告を見つける、数字を突き合わせる—— 人がやると漏れる部分だけを引き受けます。最終的な報告と判断は担当者が行います。
| 業務 | 担当するAI社員 | 具体的にやること |
|---|---|---|
| マニフェスト | AIマニフェスト | 案件ごとの期限を休日を除いて計算し、期限が近い順に並べる。未報告を検知して担当者に知らせる。 |
| 計量・突合 | AI事務 | 計量記録とマニフェストの数量を突き合わせ、差異があるものだけを抜き出す。 |
| 許可証 | AI事務 | 自治体別の許可の有効期限を一覧化し、更新時期の前に知らせる。 |
| 収集運搬 | AI配車 | 回収依頼と車両の突合、ルートの組み替え候補の提示、ドライバーへの連絡文面の作成。 |
| 問い合わせ | AIカスタマー対応 | 排出事業者からの回収依頼・日程変更の一次受け、履歴の集約。 |
導入は、最短3ステップ。
「まず何を任せるか」を一緒に整理するところから。IT担当がいなくても大丈夫です。
件数と流れを聞く
月間の登録件数、紙と電子の比率、いま誰が期限を管理しているかを確認します。
任せる範囲を決める
期限計算と未報告検知から始めるのが定石です。突合や許可証は次の段階に回します。
毎朝、期限順に出す
今日締切・明日締切を毎朝リスト化。未報告があれば担当者に通知します。
本ページの根拠
- 3日以内の登録・報告義務は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則に定めがあります。起算日(当日)は3日に含まれず、休日も含まれません。
- 期限の具体的な数え方や例外は、JWNET(公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター)の公式FAQをご確認ください。
- 本ページは制度の一般的な説明であり、個別案件の適法性を保証するものではありません。判断に迷う場合は所管の自治体にご確認ください。
- IT導入補助金・中小企業省力化投資補助金は要件と公募時期が変更されます。申請前に各制度の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。